シャルロット・リーグ(1)
吉岡平さん「シャルロット・リーグ 1 招かれた小鳥」(エンターブレイン・ファミ通文庫)、イラストは岸和田ロビンさん。
主人公すみれとともに、読者はまるっきりわけ分からない世界に放り込まれます。 普通じゃなさそうな学校ぽいところに拉致。 周りにはクセのあるというかクセしかないような人間ばかり。 どうにも嫌な予感がしまくりです。 クラスメイトが18人、上級生や先生が数人。 ああああ、やっぱり人が死ぬんですかそうですか…。 ていうかすみれさんが犯人ですかシャルロット・ホームズですか。 いや、もしかしてみどりちゃんなのかなぁ。 二人合わせて、なのかもしれない。
最初の1冊なので世界の説明が主な内容です。 ここが怪しげな学園であること(探偵養成学校?)と、クラスメイト18人の紹介。 「リセット」した3代目の謎を匂わせつつ、最初の事件が起こる…!! てところで終了です。 正直なところ、次巻が出てから2冊まとめて読むとよいと思います。 この1冊だけだとちょっと物足りないです、なにせ説明だけですから。
登場人物は多いです。 日本人ぽい普通の名前なら覚えることもできますが、珍しい名前ばかりです。 半分近くは外国風だったりするし。 私にはこの名前を全部覚えるのは無理です。 最初に付いているクラスメイト一覧表をいちいち参照しながら読んでます。 や、一覧表があってよかった。 で、たぶん皆殺しなんでしょう。 20人以上いますから、1冊で4人殺すとしても5冊は必要です。 全部で何冊になる予定なのか知らないのですが、5~6冊になるんじゃないかな。 最後には誰も残らないのかもしれないね。 最後のひとり(たぶんシャルロット)が死んだとき、無人のはずなのに鐘が鳴り響く…。 怖いなぁ。
投稿者 ミキオ | 2005-08-06(土) 22:54:19 | [アニメ・コミック] | 2005年08月 | ツイートする