カーナビ導入
以前クルマに乗っていた10数年前にはナビが欲しいなんて思いもしませんでした。 どんなに迷ってもそのうち知っている地名が看板に出るだろうし、狭い道に迷い込んでも小回りの効くコンパクトでパワフルなFFだからくるりとUターンしてさっさともと来た道に戻れたし。 必要だと思ったことがなかったの。 もっとも、買えるような値段じゃなかったんだけど。
ところが今回は運転手が歳を取ったのと車体が大きくなったのとの相乗効果で、うっかり迷ったら復旧不可能な事態になりそうな予感がしてならないのです。 迷わないような工夫が必要です。 もっとも簡単・確実に思えるものがカーナビの導入。 非常に高価ですが、付けておいた方がいいように思います。
さて、純正オーディオはそのままでダッシュボードの上にぽんと取り付けるタイプのカーナビがあります。 値段も比較的低価格だし、そういうタイプでもいいかなと一瞬思ったんですが、ちょっと欲張ってみました。 BMW純正オーディオの最近のやつはCD-RWに焼いたMP3も再生できるらしいのですが、私のE46前期型に付いていたのはCD-Rは読めるがCD-RWは読めず、対応フォーマットはCD-DAのみ。 せめてCD-RWのCD-DAが読めればよかったんだけど、CD-Rのみだと不満が募ります。 そこでオーディオ機能も付いたいわゆるAVナビにしたいと、まあそういう欲望が湧いてきたわけです。
純正オプションのharman/kardonが付いてるので、これをどうにかしなきゃいけないのか、そのまま付けちゃっていいのか、よくわからなかったのでとりあえずBMW正規ディーラーを訪ね、相談してみました。 「ウチが取り付けをお願いしている専門店に相談するのが早そうですね」とのこと。 そんなレアなオプションのことまでわかんねぇよってことなのか、体よく追い払われたのか、まあでも正規ディーラーの下請けをやってる専門店なら高信頼感です。 紹介してもらったのが港北区のエイタック。 Webサイトはあまり更新されていませんが、ググってみると評判はよろしいようです。 さっそく訪問して相談してみたんですが、対応してくれた社長さんの話を聞いてみると「とりあえずこのおっちゃんに任せとけば大丈夫」ってな感じがしたので任せることにしました。 おっちゃんは失礼かもしれませんが、いいおっちゃんって感じがするんですよこの社長。 ちなみにCG別冊「カーナビ&オーディオの達人 2006 WINTER」のP42に社長の写真が出ています。
一太郎事件以降積極的に松下製品を選ぶ理由はないのでパナソニック以外でいいのを選んでもらったところ、ALPINEの「SUPER時短ナビ」、INA-HD55EUがいいでしょうとのこと。 実はE46というクルマの場所的な都合上、あまり選択肢は多くないんですね。 いわゆる2DINのモノは入らない。 1DINでなんとかなるやつっていうと、もうほとんどアルパインしか選べない。 ググってみた感じだと、ナビとしての性能は良、オーディオ性能は優って感じでしょうか。 OK、じゃあこれにしましょう。
エイタックはさすがに専門店で、取り付けは美しいというか、見えるところには何も出ていない。 ナビ本体はトランクに吊り下げてもらいました。 MDがトランクに行くことになりますが、MDはこれまでの人生で一度も使ったことがないので問題ありません。 確か他にいわゆるハイダウェイユニットがあるはずなんだけど、どこに置いてくれたんだろう。 見えるところにはありませんが、今度聞いておこう。
いやーしかし高いね、PLAYSTATION3が5台くらい買えちゃいそうだよ。 クルマの中という苛烈な状況で動作する電子部品なので当然HDDひとつとってもPC用とは値段が違うんだろうけど、それでもこれで30万円超えてるのは異常だな。 マーケットが小さいんだろうか。 北米や欧州のマーケットが小さいのかもね。 中国なんてナビ市場なさそうだしな。
投稿者 ミキオ | 2006-06-12(月) 00:55:16 | [クルマ] | 2006年06月 | ツイートする