[買物|本] 文学少女と穢名の天使
野村美月さん、「"文学少女"と穢名の天使」(エンターブレイン・ファミ通文庫)。 イラストは竹岡美穂さん。 読み方は「けがれなのアンジュ」。
またあとがきの直前ページに罠が。 見開きでお話が終わって見開きであとがきを始めるようにしてくれないのね。 おそらく分かってて仕掛けているトラップだと思う。 私はあとがきは最後に読むからいいけど、最初に読みたい人はあえて罠に飛び込むつもりでどうぞ。
今回は文学少女が少なめでななせが多め。 作者によるとななせが多い理由は「不憫だから」だそうで、このあと不幸になるしかないのでしょうか。 ななせにだけは幸せになってほしいんですが。 でもさ、遠子先輩って本当は何モノなんだろうね。 ほんとにただの文学少女なのか、モノノケ系なのか、未来から来た系なのか。 紙を食べて栄養にしているわけではないみたいだから、セルロース分解酵素がどうこうっていうのではないと思いたい。 物語を食べているように見えるので、やはりこの世のものではないファンタジーな存在なのかな。 精神的に上位な存在っていうか、宇宙人未来人超能力者的な何かっていうか。
投稿者 ミキオ | 2007-04-28(土) 01:28:34 | [アニメ・コミック] | 2007年04月 | ツイートする