[買物|本] 文学少女と神に臨む作家 上
野村美月さん、「"文学少女"と神に臨む作家 上」(エンターブレイン・ファミ通文庫)。 イラストは竹岡美穂さん。 630円で購入。 今回は「ロマンシエ」。
ちょっとすごすぎてどうしていいかわかんなくなりそうだよ(ひらがなばっかりだな)。 突然現れた妖怪さんだと思っていた遠子先輩、なんとなく夢とか幻とかに近い仙人的な感じがしてました。 「神に臨む作家」では歴史的な重みと共に強烈な実在感が刻み込まれます。 変な話だけれど、体温とか、体重とか、そんなのが感じられるようになる。 上巻ですが、下巻が出るまで待ってまとめて読めとか言わないよ。 この待たされ感こそが極上のプレイなんだ(なんだってー)。 下巻までの間に番外編が出てもいいくらいだ。 ただ1年とか待たされるのはカンベンしてください(驚愕的な意味で)。
とりあえずこれを読んだあと、なぜか「卓球場」シリーズを読み直した。 やっぱり私は卓球場が一番好きだ。 文学少女は雲の遥か上の存在で好きとか嫌いとかの判断ができる範囲の外なんだな。 アニメ化するつもりなら卓球場で頼む。
投稿者 ミキオ | 2008-04-26(土) 23:44:48 | [アニメ・コミック] | 2008年04月 | ツイートする