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2010年10月30日(土)

[買物|ハード] iPad Wi-Fi

Apple iPad(Wi-Fi、16GB)。 Apple Online Storeで48,800円で購入。

iPhone 4の960×640ピクセル、326ピクセル/インチというスペックから計算すると、ディスプレイの大きさはだいたい75×50mmになります(実測値も同じでした)。 iPadの1024×768ピクセル、132ピクセル/インチというスペックから計算すると、ディスプレイの大きさはだいたい197×148mmになります。 紙に当てはめると、iPhone 4はA8(74×52mm)、iPadはA5(210×148mm)くらいです。 文庫本がだいたいA6なので、iPhone 4だと縦横半分・面積1/4で表示されるのに対し、iPadでは原寸大で見開き表示できることになります。 文庫よりも少し大きいコミックの単行本なんかだと、自炊pdfをiPhone 4で見るのは網膜のほうが限界だったんですが、iPadなら……iPadならきっと何とかしてくれる。

というわけで、私は我慢するのをやめました。 画面はさすがにでかいです。 画面が大きいということは本体も大きいということでして、置き場所にかなり困るくらいの大きさでした。 中身のほとんどはバッテリーなので(誇張)、結構重いです。 この大きさ・重さでは、片手で保持して片手で操作とかできません。 机があるところでは机に置いて、ないところではヒザに乗せて操作するのがよさそうです。 つまりiPadはデスクトップとラップトップのハイブリッドなんだよ(えー)。

文字主体の本で見開き表示はあまりこだわる必要はないと思いますが、コミックは見開き必須です。 だからiBooksがpdfの見開き表示に対応していないのはとても残念。 まあi文庫HDとか使えば問題はありませんが、iBooksのファイル管理は楽チンなんだよなぁ。 見開きを十分に表示できるという意味でこの大きさはとても重要だと思います。 ジョブズさんもそう言ってます(そのうち7インチのiPad miniとか出すんだろうけどね)。 重さはかなり苦しいけど。 軽量で大容量なバッテリーが開発されればいいんだけど。

私はiOSデバイスの世界にiPhone 4から入ったので、iOS 4とRetinaディスプレイが当たり前なんです。 でもiPadはiOS 3なんですね、マルチタスク(っていうかファストスイッチ)がないのは、アプリとSafariを行ったり来たりしたいときに不便です。 ディスプレイが大きくて見やすくて美しいのは確かなんだけど、iPhone 4のRetinaディスプレイを見た後では精密感が全然違うよー。 iOS 4は間もなく登場するはずですが、ディスプレイは次期版で倍密度になったりするのかなぁ。

タブレットには未来が広がっていると思います。 B5サイズくらいで600ppiくらいで厚さ3mmくらいで重さが100gくらいになれば、これほど便利なデバイスはないんじゃないかな。 未使用時に丸めたり折りたたんだりできるなら、使用時A4サイズだと素敵です。 電力を無線で供給できれば不可能じゃないですよね、きっと。

投稿者 ミキオ | 2010-10-30(土) 22:40:08 | [ハードウェア] | 2010年10月 | ツイートする

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